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今季の除雪状況について

質 問今季の反省事項、来季に向けての対策はあるか。

答 弁今季は、短期間に降雪量が集中したため、多くの排雪要望が寄せられたことから、機動的な作業に努めたものの、作業完了に日数を要し、迅速な対応が出来なかった事例もありました。こうした点を踏まえ、来季に向けては、集中的な降雪となった場合にも適切に対応できるよう、業者間の協力体制の構築や県との連絡体制の更なる強化などを検討してまいります。

 

防災行政無線の難聴対策について

質 問防災ラジオの全世帯無償貸与の考え方を伺う。

答 弁防災ラジオにつきましては、特に災害発生時における情報伝達手段として有効であると認識しております。今後は高齢者を含めたスマートフォンの積極的活用による防災関連アプリなど、防災情報の双方化を念頭に置く必要がありますので、そうした観点を含め、防災ラジオの全戸配布の将来的な有効性や費用対効果を判断してまいりたいと思います。

 

西海岸、北部地区への観光客動向について

質 問人が流れるようなシステムや対策は練っているのか。

答 弁オガーレの来場者を男鹿半島全体、特に北部へと周遊させる取組を強化する必要があると考えており、このため、複数の観光施設に割安で入館できる共通入場券をプレミアムパスポートとして発行してまいります。令和四年度は二万枚の発券を予定しております。

質 問今後の西海岸及び北部地区の観光振興について構想はあるか。

答 弁西海岸につきましては、変化に富んだ自然景観やジオパークを中心に、アクティビティを含めた体験を核とした観光振興を想定しております。北部地区につきましては、男鹿のアイデンティティを守り伝えていけるよう、中核施設である「なまはげ館」や隣接する「里暮らし体験塾」を整備し、教育旅行向けの体験メニューを充実させるなど、「なまはげツーリズム」のブラッシュアップを図ってまいります。

 

その他の質問

船川の街中の賑わい創出について。

 

 

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男鹿市の国際交流政策について

質 問本市の国際交流に向けた政策、及び考え方を伺う。

答 弁市では、国際教養大学との連携や、台湾をはじめとした東アジアなどからのインバウンドなどの交流に力を入れてきており、民間団体においても、在住外国人との活発な交流を行っており、こうした活動なども合わせ、できる限り分かりやすく市民の皆様に広報し、国際交流の機運を盛り上げてまいりたいと考えております。

質 問在留外国人に対する情報提供機能や生活相談等の充実を図ることが必要ではないか。

答 弁在留外国人からの相談については、企画政策課で一旦受け付け、関係する部署と連携して対応することとしております。

質 問国際交流団体との関わり方の方針は

答 弁国際交流の推進に当たっては、男鹿市国際交流協会などの民間団体と様々な活動を共有しながら、市民の国際理解の促進に努めてまいります。

 

寒風山の現状と振興策について

かつて寒風山は観光客で賑わい、男鹿観光の目玉でもあった。それがいつの頃からか人影もまばらとなり観光地としての活気はなくなり衰退している。今後の対策を考えるべきでないか。

質 問今後の対策と活性化の手段については

答 弁寒風山は、男鹿観光の玄関口であり、また市民にとってシンボル的な存在でもあります。その復活こそが男鹿の観光産業の活性化、ひいては本市全体の活力創造につながると考えており、このたび、寒風山の再生を目指して「魅力ある寒風山ビジョン」の策定に着手したところであります。

質 問道路整備、景観等の整備も必要であろう。その計画はあるか。

答 弁道路環境の改善は、寒風山ビジョンを実効あるものとするためにも極めて重要であることから、飯ノ森地区の寒風山交差点入口から順次、道路整備工事を進めているところであり、今後、事業推進に伴う様々な課題を県と一体となって解決しながら、整備の加速化を図ってまいります。

【その他の質問】

令和四年度予算編成方針について

 

 

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男鹿海洋高校との連携について

質 問男鹿市として男鹿海洋高校の現状と存在をどう捉えている。

答 弁近年の入学者数は三学科とも定員を下回っておりますが、同校は、男鹿の歴史や文化、自然を題材とした郷土学習「男鹿学」の実施をはじめ、特色ある学習を行っております。本市の発展を考えるとき、男鹿海洋高等学校はなくてはならない唯一無二の存在であると認識しております。

質 問進学率を高める為の対策、市内中学校への指導助言等は。

答 弁教師間交流・生徒間交流を積み重ねることにより、地元高校に対する理解が更に進むよう、教育委員会として各中学校に働きかけてまいります。

質 問現在、連携して取り組んでいる事業とは何か。

答 弁生徒が実習で製造したサバ缶詰等をふるさと納税の返礼品やイベントで販売したり、小中学校の給食に提供する「天然真鯛のしょっつる空揚げ」の加工や、郷土芸能部によるナマハゲ太鼓の演奏など、多くの事業へ協力いただいております。こうした市と高校との連携を更に進化させた形で、ドリームリンク社との産学官連携プロジェクトを今年度から立ち上げております。

質 問今後、連携事業、効果ある支援等、何か考えていることは。

答 弁洋上風力発電事業に貢献できる優秀な人材の育成と地元雇用の確保など、同校と連携すべき取組をしっかりと位置付けて、産業や教育など様々な分野で市と連携した取組を推進することが、同校への支援につながるものと考えております。

 

伊徳進出にともなって

質 問この地区の小・中学校の学校統合の考え方、将来展望は。

答 弁船越小学校は、令和七年四月に払戸小学校と統合し、令和一二年度以降には、脇本第一小学校及び美里小学校との統合が見込まれます。男鹿東中学校は、令和五年四月に潟西中学校と統合し、その後、令和十年度を目途に男鹿南中学校と統合し、本市唯一の中学校として、一学年四学級規模の学校を想定しているものであります。

【その他の質問】

金川近隣公園グラウンドについて

 

 

 

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市民全員に現金の一律給付を

質  問生活支援、地域経済の活性化にむけ、コロナ経済対策として市民全員に現金給付をしたらどうか。コロナで影響を受けているのは仕事、業種に関わらず其々の市民みんなが一律に受けている。特別の業種だけに拘らず、広く給付したほうが良いのではないか。

答  弁現金の一律給付は、地域経済への波及効果が不透明で、「ばらまき」との批判もあり、適宜適切な対策を講じてまいります。

 

コロナワクチン予約の実態は

質  問初期の段階での実態は。

答  弁電話やインターネットが繋がりにくく大変な御不便をおかけしております。

質  問その後対策を講じてやっているが問題は解消されたのか。

答  弁現在、混雑が徐々に緩和されてきており、これまでの反省を踏まえ、よりスムーズに進められるよう検討してまいります。

質  問交通手段を持たない高齢者への対応は。

答  弁接種の進捗状況を見ながら、別途の手立てを講じるべく、医療・福祉関係者と協議・検討してまいります。

 

船川港と旧日鉱跡地の開発構想は

質  問船川港湾振興について、今後取り組もうとしている開発構想があるのか。

答  弁具体的な構想は固まっておりませんが、港湾計画の改訂にいち早く取り組めるよう準備を進めてまいります。

質  問企業進出等の動きがあるのか、また、企業等に交渉した経緯はあるのか。

答  弁今のところ、具体的な進出計画はありません。エネオス株式会社に対しては、用地の活用についても、継続的に働きかけを行っております。

質  問脱炭素社会の実現に向けた、旧日鉱跡地の活用法、エネオス株式会社との協調体制をどう考えている

答  弁同社は、「低炭素社会形成」に向け、製造から販売まで一貫した事業体系を構築している企業で、跡地においてもこの理念に沿った利活用方針が示されるものと期待しており、今後も跡地の活用に向けて随時協議を重ねてまいります。

 

 

 

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ジョイフル跡地問題の総括として

質  問土地所有者である、株式会社伊徳さんが令和4年6月オープンを目指しスーパーを核としたショッピングモールを計画中だと伺っている。伊徳の出店概要を議会に報告できるのはいつ頃か。

答  弁出店については、今年の秋頃までには新設の届出が市へ提出されるものと想定しており、届出が提出されましたら、手続を遅滞なく進めるとともに、出店の概要について速やかに議会へご報告いたします。

質  問スーパー隣接地への保育園新設について伊徳側と協議をしているということだが、新設保育園の形態と今後の計画、進め方は。答  弁新施設は保育所と幼稚園機能を併せ持つ保育所型認定子ども園を検討しております。今後の計画については、本定例会において、新施設の基本設計費の予算を提案し、今後必要な土地面積を確定させた後、伊徳側と土地の購入等についての具体的な協議を進め、令和6年4月の開園を目指してまいります。

質  問これまで公民連携事業の推進や、各種提案をしてきたが、市の公民連携事業についての方針と、図書館、子育て支援施設、コミュニティーセンターなどの公共施設、他を行政で参画して併設する考えはあるか。

答  弁出店計画は、株式会社伊徳が主導していることから、今後、市が公民連携による開発施設として参画する予定はありませんが、行政サービスの利便性向上を図るため、出店される店舗内への諸証明発行事務を行う市民サービス窓口の設置や敷地内への市単独運行バスの乗入れ等を検討しており、株式会社伊徳との協議を進めているところであります。

質  問今後の都市計画における公共施設の整備方針は。

答  弁今後は、「男鹿市公共施設等総合管理計画」の第1期個別施設計画に基づき建替えや長寿命化の改修を実施いたしますが、移転による建替えの場合は、他の公共施設との利便性や集約を考慮しながら公共施設を整備するものであります。

【その他の質問】

市長の政治姿勢について

健康寿命に対する取り組み状況は

 

 

 

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二〇二一年度予算編成方針は

質  問コロナ禍もあり来年度の予算編成はこれまで以上に見通しづらく、現況を踏まえた斬新かつ抜本的な改革が必要と考える。来年度の予算編成はいかにあるべきか、基本的な考えと概要を伺う。

答  弁市としては、国や県の動向を注視しながら、今後の施策の実施に当たっては、各種財源の積極的な活用を図っていく。

 

墓地問題について考える

質  問市の墓地対策・墓地政策及び対応とはなにか

答  弁市の墓地行政は、公衆衛生を主たる目的とした墓地埋葬法に基づいた許可事務が中心で、墓地、火葬場等の設置基準に基づき墓地経営許可のほか、墓地区画増設の相談などに対応している。

質  問寺院側との折衝及び市民への周知についてはどうか

答  弁市民が求める需要に対し、的確な情報提供を図ることは必要なことでもあり、今後、寺院等における宗旨・宗派を問わない区画の状況について、把握する方策を研究していく。

 

不法投棄の状況は

質  問市では不法投棄の現状をどう捉えて対策を講じているのか

答  弁不法投棄の監視体制として、廃棄物不法投棄監視員による定期巡回のほか、不法投棄されやすい場所への監視カメラの設置、市民からの通報等により不法投棄の監視及び抑止を図っている。今後も、県や警察とも連携しながら常習的な不法投棄発生の抑止に努め、不法投棄者が判明した場合は厳しく対処していく。

 

男鹿小唄をサブテーマソングに

質  問男鹿の市民歌に次ぐ男鹿のサブテーマソングとして発信したらどうか。音楽で男鹿を元気に。まずはオガーレから、そして観光地へ、行政と市民との協調で男鹿小唄の復活を強く願うものである。

答  弁市の施設における「男鹿小唄」の活用については、著作権使用料が発生することから、現時点では考えていないが、観光遊覧船など民間事業者での活用例もあるので、オガーレなどの指定管理による施設においての活用について、施設管理者と協議していく。

 

 

 

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自由霊園創設の是非は

質  問自由霊園創設をどう思う

答  弁本市の場合、ほとんどが寺院墓地や地域内の共同墓地を利用しているとみられ、公営墓地の全市的な要望には至っていない。

質  問市民からの要望はないか

答  弁今年二月に実施した市民意識調査では、公営墓地の整備は17.2パーセントとなっている。

質  問将来的な構想はあるか

答  弁適正な土地の選定や維持管理の財政的負担が大きく、現状においては計画していない。

 

八郎湖のアオコ問題を考える

質  問市としてアオコ対策は取っているのか

答  弁下水道施設への接続や合併処理浄化槽の設置の促進のほか、西部承水路の流動化促進や無代かき、無落水移植栽培の水質保全型農業の推進などに取り組んでいる。

質  問アオコを含めた八郎湖汚水問題の改善計画はあるのか

答  弁県では、令和六年度までを計画期間とする、「第三期八郎湖に係る水質保全計画」を本年三月に策定している。また、「八郎湖アオコ対応マニュアル」を策定し、河川遡上防止フェンスの設置などのアオコ対策を実施している。

 

本市の住宅政策について

質  問今後の整備方針は

答  弁財政状況や住宅需要の動向を見極め、来年度の市営住宅マスタープランの改訂時に公営住宅の整備方針について再検討を行う。

 

GIGAスクール構想について

質  問目的と効果について教育委員会としての見解は

答  弁児童生徒一人一台のタブレット端末が整備され、学習活動が一層充実し、新学習指導要領の目指す「主体的・対話的で深い学び」を実現できるものと考えている。

質  問進め方についての方針は

答  弁今年度中にタブレット端末や高速ネットワーク通信などハード面の整備をし、同時に利用規程の整備や教職員の研修について進めていく。

質  問自宅でのオンライン学習は想定されているのか

答  弁小・中学生の発達段階を考えると課題も多く、現在は予定していないが、今後研究していく。

 

 

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コロナ禍による臨時休校の影響とその対応は

質  問履修時間は確保されているのか。

答  弁各校における年度当初の年間指導時間数は学習指導要領に定められている標準時間より多く計画されており、本日現在、指導時間数は確保される見通しです。

質  問夏休みに補充授業は考えているのか

答  弁今後の感染症や自然災害による休業に備えることを目的として、夏季休業開始を例年の七月二十三日から 八月一日に変更し、五日間の授業日を確保することといたしました。

質  問コロナ収束後に向けた各学校、教師、生徒への今後の指導方針、及び教育委員会としての在り方をどう考えているのか。

答  弁コロナ禍のまっただ中、本市においては、比較的落ち着いた学校生活を送ることができております。今後において、危機感を緩めることなく、「学校における新しい生活様式」を取り入れながら、新型コロナウイルス感染防止に取り組んでいく必要があります。学校現場においては、感染及びその拡大のリスクを可能な限り低減しつつ、教育活動を継続し、子供の健やかな学びを保障してまいりたいと考えております。

 

近未来に向けた市長の市政運営について

質  問市長はコロナ禍後の近未来に向けた市政運営をどう担っていくのか、その行動指針を伺う

答  弁現在のこの状況を乗り切るため、発想の転換をし、この難局をチャンスと捉え、オール男鹿で市民の皆さんと一緒に頑張っていく覚悟であります。

 

市長の今後の動向について

質  問現時点での市長選挙に対する菅原市長の心積もりを伺う

答  弁私の行動指針は、「今を全力で」という考えであり、来春の市長選挙への対応については、まだ考えていないものであります。

【その他の質問】

コロナ禍によるSNSの利用方法

コロナ禍による市民への影響と対策について

コロナ禍収束後の男鹿市総合計画について

 

 

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東部地区の振興策について

質 問東部地区の振興策について市長の率直な意見を伺う。

答 弁とりわけ船越地区は、本市の玄関口に位置し、大きな可能性を持っていると認識しており、関係団体や民間企業などと更なる連携を図りながら、東部地区の振興策を協議してまいります。

質 問ジョイフルシティ跡地は男鹿の入り口、人口密集地で殺伐とした光景が常態化している。観光都市男鹿の入口の整備はきっちりとしなければいけない。行政としては環境保全に努めるのが役割である。男鹿市としてはあの状況をどう考えているのか。

答 弁うまくないと思って何度も陳情に行っている。オーナーはいつでも対応しますからといって即対応してくれたりしています。

質 問船越は商業圏として第二期男鹿市総合戦略に位置づけて振興策を打ち出すべきと思うがどうか。

答 弁基本目標1「産業振興による雇用創出」では商業に関連する事業を掲載しており、船越地区にも効果が及ぶものと考えています。

質 問男鹿総合観光案内所の位置付けは。

答 弁男鹿の玄関口として観光案内所が意識づけされていると認識しているところであります。

質 問男鹿総合観光案内所の活用方法をどう考えている。

答 弁観光業者が連携して一体となる必要がある。そういう状況が出来ればまだまだ改善していくと思っています。皆さんの意見を聞きながら改善していきたい。

 

快適な職場環境について

質 問今までパワハラで配置換え、指導等の事例はあるか。

答 弁これまではパワーハラスメントがあったと判断された事例はないが、職場内の人間関係の事情により相談があった場合は、人事異動で配慮してまいりました。

 

本市の生活保護制度の実態は

質 問本市の生活保護受給者数は。

答 弁本市の生活保護受給者数は、本年 一 月末現在、六〇二 名 四六八 世帯となっており、保護率は、二二.八 パーミルと県内で最も高くなっております。

【その他の質問】

組織機構の改編について。

 

 

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人口減少問題についての総則

質 問男鹿市は断トツに人口減少率が高い、今こそ緊急対策として新たな人口減少の抑制策を講じるべきではないか。

答 弁産業振興による雇用創出、移住・定住対策、少子化対策及び、地域社会の維持・活性化の四点を基本目標として第二期総合戦略を策定し、実施してまいります。

 

移住定住に繋がる漁業振興策は

質 問本年度の秋田県の就業支援事業で「秋田漁業スクール」の研修が男鹿市で行われたが、その結果はどうだったのか。

答 弁九月二十四日から十月七日までの二週間、本市において開催され、二十代から五十代までの四名が漁業実習を受け、地元漁業者との交流も行っております。

質 問県内外から四人の参加者がいたということだが、受講生のその後は就業に繋がったのか。

答 弁受講者に本市への移住定住を前向きに検討してもらうよう、説明を行いましたが、現在のところ、漁業就業には至っていません。

質 問男鹿市の漁業新規就業者への支援体制は整っているのか。

答 弁平成四年度から「農林漁業後継者等奨励制度」を創設し、平成二十年度からは、「男鹿市漁業振興資金貸付金」を創設しています。今後も、支援体制の周知を図り、漁業新規就業者の確保に努めてまいります。

 

地域活性化には若者の定着を

質 問若者の定着は人口増にもつながること。定着を図るには若者が集まる場所、娯楽施設、カルチャーセンターなど、観光以外でも若者が好み魅力を感じるような場所が必要だ。市長は若者が定着できるような魅力ある男鹿創りのために何を考えているのか。

答 弁地元に愛着を持ち、永く住み続けて頂くため、市が行う施策、事業に対して主体的に参画してもらう仕組みづくりや、市外の若者がイベントや地域行事に関われる機会づくりが必要であると考えております。今後ともこのような取組に支援してまいります。

【その他の質問】

●空き家対策人口に見合った地域再編●小中学校の在り方を考える協議会の進捗状況

 

小中学校の在り方を考える協議会の進捗状況は

質 問これまでどのような議論がなされ、方向性は見いだせているのか

答 弁地域の活力に学校が必要であるというご意見がある一方、子供が生きていく力をつけていくためには、多人数で学び合う学習環境が必要であるなどのご意見を頂いております。なお、学校統合を含んだ小中学校の在り方を考える際の観点として、地域住民からの要望、複式学級の解消、通学方法や所要時間、学校施設状況等が挙げられております。

 

質 問提言はいつ頃まとめられるのか

答 弁これまでの会議での意見を集約し、5年後、10年後、それ以降の学校の在り方について、今月19日に開催される第4回協議会において協議の上、意見書として取りまとめることとしております。

質 問提言をもとに教育委員会ではいつを目途に基本構想をまとめるのか

答 弁来年1月上旬に意見書を市ホームページ等で公開し、広く市民、保護者の皆様からご意見を頂き、来年度、教育委員会として、将来を見据えた学校の在り方の基本構想を取りまとめてまいります。

 

質 問教育委員会では将来的に義務教育学校を設立する考えはないか

答 弁教育委員会として、今回の協議会からの意見書及び意見書公開後に頂く市民の皆様からのご意見を参考に、どのような学校形態が本市において有効であるかを検討し、基本構想にまとめてまいります。

 

空き家対策は

質 問空き家を借用、或いは購入する場合の補助金制度があると思うが、どんな場合に適用されるのか。

答 弁空き家に限った補助制度はありませんが、一年以上市外に居住した方が本市へ転入し、住宅を取得した場合に取得費用の一部を補助する制度があります。

質 問補助金制度が適用される特定地域とかあるのか。

答 弁いずれの場合も、市内全域が対象となっております。

人口に見合った地域再編について

質 問地域構成、公共施設の統合など、人口に見合った見直しが必要と考える。市長は地域再編についてどのような考えを持ち、今後考えている施策はあるのか。

答 弁今年度、県と協働で「コミュニティ生活圏形成事業」を実施しており、男鹿中地区を対象に実施しております。また、北浦安全寺地区では、継続的なまちづくりのため、「安全寺地区のまちづくりのための住民懇談会」を実施しております。こうした取組から、住み慣れた地域で暮らし続けるための今後の地域の在り方について、地域とともに考えてまいります。

 

 

2018年12月市議会一般質問の要約 !

 

南、北、東部地区への財政投資状況について

質問合併時からの三地区における主な事業への財政投資状況は

答弁社会基盤や施設の整備等に充てた普通建設事業費を集計しますと、北浦地区では約十億三千万円、船越地区では約二十二億一千万円、船川地区では約五十二億五千万円となっております。

質問過去の財政投資は適切だったか、反省点はなかったか

答弁本市の状況や市内各地区の課題を随時洗い出し、その解決に向けて、必要な投資を行ってきたものであります。

質問今後の財政投資計画は如何に

答弁人口推計等を踏まえた計画に基づき、各地区の特性を踏まえ、投資の必要性や効果を見極め、施策に取り組んでまいります。

 

オガーレの現況と課題とは

質問オープンからこれまでの営業状況の推移は

答弁施設全体では、オープンから十一月までのレジ通過者数の合計は、約十五万人、また、売上額は約二億四千万円となっており、概ね計画通りに推移していると伺っております。

質問開業して見えてきた課題と改善点は

答弁農作物、肉類及び加工品については、まだ品薄な状況にあります。冬に向かって来客数が減少傾向にあります。このため、様々なイベントを実施するとともに、県内外の道の駅間交流による出品物の拡充や観光情報、地域情報の発信により誘客を図っていくと伺っております。

質問他の道の駅との差別化は

答弁オガーレが男鹿観光の拠点施設となっていることと併せて、朝獲れの新鮮な魚介類の販売が中心になっていることで差別化に繋がっているものと認識しております。

質問これからの経営方針は

答弁株式会社おがは、地場産品の六次産業化や、若い世代の生産者の育成、食の安心・安全を強く意識し、イベントだけではなく、商品造成や地域産業の基盤構築にも力を入れていくと伺っております。

【その他の質問】

(二〇一九年度予算編成方針)

(経常収支比率について)、

(人口減少問題について)

 

 

2018年9月市議会一般質問の要約 !

 

旧男鹿駅周辺の利用法について@JR購入予定地の現時点での整備計画について伺います。

現在、男鹿駅周辺土地利用基本計画策定業務において、市政懇談会、市民との意見交換会を行い計画案を取りまとめ、最終的には十二月中旬までに計画を策定してまいりたいと考えております

A市民サービスにも繋がるJR利用者専用駅駐車場の設置はどうか。

JR利用者専用の駐車場設置については今後、意見交換会、市政懇談会等をとおして計画案を取りまとめていく中で検討いたします。

 

男鹿市の企業誘致状況について

@菅原市長が市長就任二年目を向かへ企業誘致に向けてどのような取り組みをしてきたのか。

昨年九月には、「施設整備費補助金」を新設いたしました。来年度より職員一名を東京の秋田県企業立地事務所へ派遣予定であり、これに先立ち、今年度から秋田県産業労働部産業集積課へ企業誘致職員として派遣を行っております

A最近の誘致活動とその実績は

昨年度は市外の企業三十三社、今年度は五社に対しトップセールスを行っておりますが、現在のところ進出予定の企業は無いものであります。

B今後の企業誘致に向けた方針と施策で、先ずは、ジョイフル跡地の問題を最重要課題として取り組んでいただきたい。手をこまねいてずるずると時間を費やしている間に、どんどん人口減少が加速していきます。男鹿市としてもっと強力に土地所有者にアタックしていただきたい。

先月二十四日に、株式会社伊徳伊藤会長を訪問し、ジョイフルシティ跡地の利活用について要望してきたところであります。伊藤会長からは、出店について前向きな言葉を頂いておりますが、現在のところ具体的な計画は未定であると伺っております。

 

男鹿市も公営霊園の創設を

@近年、他の市町村では宗教に関わらない「公営霊園」の創設が増えています。本市で実現可能かどうか市長の考え方を問います。

現状においては計画していませんが、今後の動向を注視しながら、必要に応じて検討してまいります。

*他に、男鹿版DMOについて。

 

 

2018年6月市議会一般質問の要約 !

 

コミュニティ・スクールについて

栗森教育長はコミュニティ・スクールについてどのような方針、考え方を持っているのでしょうか。

本市の目指すコミュ ニティ・スクールの姿である、学校づくりが地域づくりに連動するコミュニティ・スクールを引き続き進めてまいります。

 

道の駅オガーレについて

道の駅として持続可能な将来的な構想は持っているのでしょうか。また、今後のあり方として、他の類似施設とは差別化を図る必要があると思います。

六月十一日現在、オガーレへの出品事業者は、事業者でありますが、今後さらに出品者を増やし、安定した経営を目指すこととしております。また、安定した経営を図るためには差別化が必須であり、その中心とは本市の立地を活かした新鮮な海産物であると考えております。さらに急速冷凍設備を活用し、商品を安定供給することで差別化を図るものであります。

 

ゴジラ岩の周辺整備を

ゴジラ岩はその人気とは裏腹に、未だ未整備な状態にあり、観光客には不親切な状況となっています。どのような対処をなさっているのでしょうか。

本年三月に、潮瀬崎灯台への 電力供給のための電柱四本に、ゴジラ岩への案内表示を行ったところであります。また、本年度、県が付近のカーブの見通しを改善し安全性を高めるため、道路改良工事に着手する予定であると伺っております。

 

五社堂の現状について

五社堂はこれまで駐車場の問題や、迂回路の整備などいろいろ取り上げられ議論がありました。今の整備状況と、これから考えている男鹿市としての整備方針をお聞かせください。

環境整備として、大型バス進入のための駐車場入口の急勾配解消や、石段の補修等を行ってまいりました。迂回路の整備については、自然公園法の規制が厳しく新設は困難であります。今後とも、草刈りやトイレの維持・管理など、環境整備を行ってまいります。

*他、緊急時の防災対策について

 

 

 

2018年3月市議会一般質問の要約 !

 

1、観光振興についての提言

 

質問:「オガーレ」に巨大ゴジラ立像を建立し、西海岸への導入口にする。

観光の目玉は先ず話題性。視覚的にパッと目を引くアピールするものが必要です。男鹿にはゴジラ岩がある。ゴジラは世界的にも有名です。よって、インバウンドで訪れる外国人にとってもインパクトがあります。これで地理的劣勢も跳ねのけられ、世界から注目されるでしょう。

そのゴジラの巨大立像、口から火を吐き、背びれを蒼く光らせ、雄叫びを上げ、動きが伴えば話題性は抜群!その効果は絶大です。こんな夢のある構想、全国に先駆けて実現させてもらいたいものです。

 

答弁:「オガーレ」へのゴジラ像の設置というご提案は、当該施設への誘客のほか西海岸観光を推進する手法の一つとして、インパクトのあるものと考えますが、まずは、71日のグランドオープンに向けて様々なイベントの企画等で誘客宣伝事業を図り、取り組んでまいります。

 

2、  観光“男鹿”のインバウンドマーケティング

 

*始めに:男鹿の持てる素材を武器に!

@男鹿観光の主役でもある「なまはげ」は多様な起源説があり海外の文化からも関心を持たれる潜在的可能性を多く秘めている。

A八竜太郎に因む伝説も多く、八郎湖、十和田湖、田沢湖、男鹿の県内観光地を結び、伝説に因むリンクシステムツアーも効能あり。

BSNS系のフリー情報発信環境上、YouTubeなどの動画機能をフルに活用し高度な組織体系化を図る。等々・・・提言!

 

質問:海外へのインバウンド戦略について市長の考えは

 

答弁:主として台湾を対象に誘客事業を展開しており、誘客宣伝の対象についてはアジア圏が中心となるものと考えております。本年11月には、男鹿のナマハゲがユネスコの無形文化遺産への登録が見込まれており、このチャンスを逃すことなく、海外からの誘客拡大に向けた情報発信や受入態勢の整備等に努めてまいります。

 

 

3、八郎湖汚水による男鹿海産物被害について

 

質問:八郎湖の汚水は、全国でもワーストの常態化により、アオコ放水と男鹿漁業問題は、一向に改善の兆しも無く、男鹿の観光と主軸産業振興を阻んでいます。八郎湖の健康を取り戻すための処方箋は、議論に留まっていては何も解決しません。常態化しているこの大きな難題に対し、男鹿市としてどう考え、どう対処しようとしているのか。市長の考えをお聞かせください。

 

答弁:市では、下水道の整備や浄化槽設置に対する補助制度など、発生源対策や市民参加による八郎湖クリーンアップなど啓発事業に取り組んでいるところであります。今後も、県、周辺市町村とともに、八郎湖の水質保全対策に取り組み、国に対しては湖沼法等に基づき環境省への要望を継続するほか、様々な懸念が軽減できるよう努めてまいります。

 

4、旧野石小学校の利活用について

質問2015年3月に閉校した旧野石小学校は現在どのような状況にあるのでしょうか

 

答弁:現在は屋内運動場を児童クラブが月曜日から土曜日まで使用しているほか、社会体育施設として開放しており、定期的に使用しています。

 

 

質問児童福祉総合エリアとして利活用することが望ましい

 

答弁:市全体を見通した再編が必要と考えており、公共施設等総合管理計画を作成し、各施設の改廃及び利活用に向けた協議を進めてまいります。

 

*その他、職員提案制度について質問しました。

 

 

2017年12月市議会一般質問の要約 !

 

【財政特集!

男鹿市の逼迫する財政!新年度の予算編成をただしました。

 

1、  平成30年度予算の編成方針について

 

■質問⑴:予算編成にあたっての基本的な考え方

 

*趣旨と要望:財政がひっ迫する中でメリハリの効いた予算編成で喫緊の課題である、人口問題、産業振興、市民福祉向上のためにも頑張っていただきたい。

 

■答弁:事務事業全般について見直しを徹底することで収入と支出の均衡を図り、財政運営の健全性や弾力性を確保することを基本的な考え方としております。

 

■質問⑵:歳入、歳出の見通しは

 

■答弁:歳入では、市税や地方交付税などが減少する見込みであり、歳出では、経常経費の圧縮が困難な状況にあるほか、山積する課題に対応するため多額の経費を要すると見込んでおります。

 

*所感:歳入に見合った歳出。これは鉄則である。毎年歳入は減少していくと予想される。より吟味された予算編成が必要である。

 

■質問⑶:主たる重点施策と予算配分は

 

■答弁:1点目として、交流人口の増加を図る「複合観光施設の整備」、2点目として、地域に活力を与える人材の移住・定住を図る「移住・定住の促進」、3点目として、市民と協働による「健康寿命の延伸」の3つを重点施策と位置付けており、予算配分を考慮していくこととしております。

 

■質問⑷:健全財政に向けての対策と財政目標は

 

*趣旨:経常収支比率を基準並に引き下げる事が喫緊の課題になろうと考える。今後はなお一層慎重かつ効率的な財政運営が望まれる。健全な財政に向けての対策はどうか。

 

■答弁:地域の活力の維持や医療費の抑制、税収の増加などの波及効果が期待できる施策に重点をおいて取り組んでまいります。さらに第4次行政改革大綱、他を推進することで、今後数年をかけて歳入に見合った歳出としていくことを、財政運営にあたっての当面の目標としてまいりたいと考えております。

 

*所感:本市の財政は依然として自主財源に乏しく財源の多くを地方交付税を主とする依存財源に頼っている。経常収支比率は94.2%と県内市の中でも最悪である。財政調整基金は取り崩しが進み年度末には5億円を切ると見込まれている。健全財政には歳出の節減と共に財源確保が重要な鍵となる。国や県、及び、民間の情報収集がより一層必要となろう。

 

■最後に:健全な財政運営のためのガイドライン策定を提唱したところ、「非常に財政状況も厳しくなってきておりますので、それらの策定を含めて今後、部内で検討させていただきます」との答弁を得た!

 

 

2、男鹿市の国民健康保険税について

 

*趣旨:高すぎる国保料に対する市民の悲鳴が聞こえてきます。市はこの叫びにどのように応え、軽減するための施策を持っているのかをただしました。

 

■質問⑴:歳出の適正化に向けての取り組みは

 

*趣旨:収入が少なければ歳出を抑えることが重要な課題である。しっかり歳出を抑えていただきたい。歳出抑制の取り組みと、それによって得られる財政効果はいかほどか。

 

■答弁:レセプト点検で、保険給付の適正化を図っており、平成27年度の本市の被保険者1人あたりの財政効果額は892円となっております。ジェネリック医薬品では、平成298月の本市のジェネリック医薬品の数量シェアが58パーセントとなっており、平成29年度目標値の55パーセントを上回っております。また、金額では、薬材料全体の16パーセントがジェネリック医薬品によるものとなっております。

 

■質問⑵:保険料の財源不足額が生じた場合の補填はどうする

 

*趣旨:来年度から都道府県が保険者となる広域化に伴い市は県へ国保事業費納付金を納めることになる。この財源が不足した場合どうするのか訊ねた。

 

■答弁:財源不足が生じた場合は、固有の財源である国民健康保険財政調整基金により補てんするほか、さらに不足する場合については、県の財政安定化基金からの借入れにより対応することを想定しております。

 

*意見:借入金は翌年度に返さなければならない。最悪、国保税を上げて返すということにもなりかねない。これ以上、市民に負担を強いることの無いよう手立てを講じるべきである。

 

■質問⑶:国保財政健全化に向けての施策は

 

答弁:これまでの医療費適正化対策について、さらに推進し、医療費の抑制、収納率の向上等に努めてまいります。

 

*所感:試算結果によると、現在の国保税の水準を超えることはないであろうという予測を持っている。しかし、高止まりでは困る。生活に密着する国保税の引き下げは市民の切実な願いである。もっと軽減のための努力をして欲しい!

 

■再質問:男鹿市の高額な国保税については不満や疑問を持っている納税者が沢山いる。このまま高騰する国保料が続くようであれば市民への説明会を開催する必要があるのではないか。市民への説明責任があると思うが如何か。

 

■答弁:大事なことはみんなが健康でいるということ、健康寿命を延ばすということです。今、ポイント制、健康ポイントのことをキャンペーンを張ってやっていきますから、その時点で議員がおっしゃるような説明を住民にしていきたい、そのことを十分に伝えます。

 

■終りに:家を建てるなら税金の安い他市町村へと移り住んでいる住民も増えてきています。このままでは益々過疎化が進み、人口減少が加速し、男鹿市の税収は減る一方です。歳入、歳出の適正化を図り、市の現状を市民に訴え納得してもらう努力が必要と考えます。

 

 

3、  男鹿駅移転に伴う今後の展望は

 

■質問⑴:駅舎100m移転に至った経緯は

 

■答弁:複合観光施設と連携した男鹿観光の新たな拠点化を目指すという観点など総合的に判断され、JR秋田支社 単独事業として駅舎の移転計画を10月下旬に決定したものであります。

 

*所感:JRの単独事業ではあるが、その周辺の整備で市が関わってくることになる。駅移転距離について市長の話は300m、200m100mと二転三転して決まった。その間、詳しい情報開示がないままいろいろな憶測がとんだ。一方的に進めるのではなく、もっとオープンに議論するべきだったと思う。

 

■質問⑵:新駅前周辺の開発整備方針は

 

■答弁:111日に庁内検討会を立ち上げ、利活用について検討している段階であります。

 

■質問⑶:開発費は市の財政状況に見合ったものか

 

■答弁:財源については、合併特例債等の有利な財源を念頭に置いており、他の一般経費及び政策経費に影響を及ぼさないように取り組んでまいります。

 

■質問⑷:旧駅前と駅前周辺商店街の位置づけと活性化策は

 

*趣旨:駅舎移転によって益々寂れていくことのないように、旧駅前をどのように位置づけ、周辺の賑わいづくりを図っていくのか。

 

■答弁:現在の男鹿駅や駅前周辺の商店街について分断されたエリアとすることなく、複合観光施設を中心とした男鹿駅周辺の観光拠点化に向けた取組みを強力に推進することで、まち全体の活性化に向けた環境整備を進めてまいります。

 

*雑感:市長と市議会はよく車の両輪にたとえられる。一方的に進めるのではなく、互いに協力しあって市民生活の向上に努めるべきではないか。JR用地購入や、その後の利用法も共に考え、意見を出し合って進めたら、おのずと良い方向に向かっていくであろう。

 

4、Wi-Fiの整備状況は

 

*趣旨:今や日常的にWi-Fiを利用する人が日ごとに増えてきている。特にこれからはインバウンドで来られる外国のお客さんも多くなると思う。その人たちを呼び寄せるためにもWi-Fi設備の充実は避けて通れないことだ。

 

■質問⑴:男鹿市内の整備状況は

 

■答弁:「フリーWi-Fi」については、市内97カ所への設置が確認されております。

 

■質問⑵:その実態は

 

■答弁:フリーWi-Fiスポットは、宿泊施設や観光施設が集まる男鹿温泉郷周辺のほか、商業施設が集まる船川、船越地域に比較的多く設置されており、設置管理者の多くは店舗事業者であります。

 

■質問⑶:利便性に向けて今後の整備・拡充方針は

 

■答弁:観光をはじめ、各種施策における必要性、費用対効果、民間における導入状況を見極めながら、市内におけるフリーWi-Fiの利用環境の向上に努めてまいります。

 

*所感:他市では市役所庁内にWi-Fiを整備しているところがある。本市ではまだ未整備である。あまり必要性がないという答弁があった! ちょっと時代遅れでは!?

 

 

2017年9月市議会一般質問の要約 !

 

1、観光地トイレの美化からの考察

 

【主観】観光地トイレに付いては近年、施設的はだいぶ整備がなされ景観が良くなってきていますが、トイレ内清掃等の美化についてはまだまだ不十分であり、清潔感に欠け、見苦しい姿を露呈しているところがあります。行政としてはどの様な管理をしているのでしょう。勿論、行政だけに頼っているだけではなく、官民挙げて取り組むべきことです。市民各自が当事者意識をもって実践することが大切なことではないでしょうか。『男鹿は日本一綺麗な公衆トイレを目指します!』と宣言するくらい本気度を発信し、抜本的で、思い切ったアプローチが必要と考えます。要は『意識を変える』ということです。そして男鹿を訪れる観光客を迎えるためにやるべき事をしっかりやること、トイレ掃除や接遇向上はまさに極々当たり前の事です。それが観光だけでなく男鹿市全体の活力につながっていくことだと思います。

 

質問観光地トイレに付いては近年、施設的はだいぶ整備がなされ景観が良くなってきていますが、トイレ内清掃等の美化についてはまだまだ不十分であり、清潔感に欠け、見苦しい姿を露呈しているところがあります。行政としてはどの様な管理をしているのでしょう。

 

答弁観光地男鹿の印象に関わるものであることから、快適に利用することができるよう、改めて対応の重要性について関係者と共有しながら取り組んでまいります。

 

質問政治主導で何ができるのか

 

答弁民間と行政とが一体となった観光客の受け入れ態勢の醸成や、観光振興を地域全体で進めるためのDMO組織の設立に向けた取り組みなど、これまで直接的に観光事業に携わらなかった市民をも巻き込んだ「オール男鹿」体制で観光事業を磨き上げてまいります。

 

質問将来構想はどうあるべきか

 

答弁複合観光施設の建設をはじめとした観光拠点等の整備、情報発信等による誘客宣伝やおもてなしの心を込めた受入態勢の整備、DMOの創設による観光産業の振興に取り組むこととしております。

 

質問民間の意識醸成と指導及び支援等の取り組みは

 

答弁多くの市民が観光地男鹿を意識し、主体的に活動できる環境を整備することが、意識醸成に繋がるものと考えております。また、観光地男鹿として観光客を受け入れるための業務であるという認識を、事業者にも積極的に持っていただけるよう指導してまいります。必要な支援については、観光関係団体や市民団体等との意見交換を踏まえ、検討してまいりたいと存じます。

 

【再質問にて】市長からこのような前向きな答弁を頂きました。

「議員の指摘の案件は入道崎のトイレだと思います。その対策について市のスタッフと協議しました。それで、どうにもならないところはソフト面だけじゃなくハード面で、ちょっと限界に来ているということで、あそこは30万円以上の補修については県で行うことになっているそうです。それで県に要望してます。何とか来年度要望に間に合うようにお願いしているところです。」

 

*市長もやる気を出してくれました。早く実現させたいものですね!

 

2、人口減対策として廃校舎利活用の可能性について

 

質問廃校舎の利活用は、柔軟な発想のもとでのボーダレス化が必要と考えます。野菜のLED水耕栽培のような雇用促進、人口減少対策にも繋がる事業創生に挑戦することが出来ないものか。廃校舎利用とともに、本市の他施設の利用も含めて実現可能かどうか伺うものであります。また、民間への指導、助言による事業創生も可能かと思われますが、その点は如何でしょうか、合わせてお伺いいたします。

 

答弁地域の特性を生かしながら、成長性の高い新たな分野に挑戦する取組が、民間主導により、市内で展開されるよう、廃校舎等の遊休施設の利活用を含め、積極的に支援し、雇用の確保と人口減少の抑制に繋げてまいりたいと存じます。さらに、民間の方が、遊休施設を活用し、事業を行いたいという相談があれば、希望業種と市内の遊休施設とのマッチングを行い、地域にとってふさわしい有効活用を図ってまいりたいと考えております。

 

3、コミュニティスクール実施の効果は

 

質問コミュニティスクールを実施してから2年目になりますが、まず、学校運営協議会のメンバーはどのような基準のもとに選考され、効果的に運営されているのか。

 

答弁委員の任命については、男鹿市学校運営協議会の設置等に関する規則第5条で定めており、地域住民、保護者、学校職員、学識経験者、他、教育委員会が適当と認める者の中から、校長が推薦した候補者を教育委員会が任命しております。運営については、協議会に会長及び副会長を置き、会長が会議を招集し、学校運営に関する基本的な方針の承認や活動計画の策定及び支援体制の構築、活動の評価などを行っております。

 

質問推進にあたって、学校運営、及び、生徒たちの教育環境、地域住民との交流等にどのような貢献や影響があったのか。

 

答弁学校運営において、地域の声が学校の教育活動に直接反映されるようになったことで、地域と連携・協働した教育活動がこれまで以上に展開され、特色ある学校づくりが進んでおります。

子供たちの教育環境においては、地域講師による実習の補助や授業支援が学習意欲の向上につながるとともに、図書の整理や花壇づくり、校地の樹木の剪定などの環境整備に関わる活動が子供の豊かな育ちにつながっております。

地域との交流においては、梨畑の見学や福祉施設への訪問、地域と合同の避難訓練や防災教育など、地域を巻き込んだ活動が住民の生きがいづくりや地域の活性化につながっていると捉えております。

 

質問効果的でより良い方向に持っていくための、今後の課題や施策、各地区においての特徴等がございましたらお聞かせください。

 

答弁実践上の課題として、学校の取組がまだ地域に十分に周知されていないことや、学校支援ボランティアが固定化している傾向にあることが挙げられます。教育委員会としては、様々な機会を通してコミュニティ・スクールのよさを広報していくとともに、各学校の取組が一層充実したものになるよう、運営面での環境整備を図ってまいります。

各地区の特徴としては、津波防災教育に力を入れている学校や、梨の栽培地区で受粉作業体験を継続している学校、さらには、なまはげや山どんど、統人行事といった地域の伝統行事の継承に取り組んでいる学校など、地域性を生かした活動を推進しております。

 

質問各学校間との横の繋がりや情報交換、教職員への指導等で教育委員会との連携はどのように図られているのでしょうか。

 

答弁教育委員会では、学校運営協議会委員が他校の実践状況を参考に、より充実した取組につなげていけるよう、情報交換会を昨年11月に開催しました。今年度は、活動の中間期に当たる今月と評価の時期の2月に開催する予定であります。

また、教職員への研修として、今年度は男鹿市への転入教職員を対象に4月にコミュニティ・スクール研修会を開催しております。この他、市の校長会においても定例会で情報交換を行っております。

 

【再質問にて】男鹿方式として全国から注目され、モデルケースになるようなコミュニティ・スクールまで昇華させていただければ素晴らしいことだ、との問いかけに、鈴木教育長からは次のような心強い答弁がありました。

「男鹿市が目指しておりますコミュニティ・スクールは学校づくりが地域づくりに連動するコミュニティ・スクールで、これはおそらく他のコミュニティ・スクールとの大きな特色、違いであろうかと思います。学校と地域、保護者が総がかりでコミュニティ・スクールを推進していくことで、地域教育力日本一のコミュニティ・スクールを目指してまいりたいと思います。」

 

*ぜひ頑張って実現させてほしいものです。未来に希望を託しましょう!

 

4、学力テストと自殺率について

 

質問男鹿市内の小・中学校の学習到達度は秋田県内のどの位置にあるのか。

 

答弁本県の平均正答率との比較では、小学校6年生は3ポイント程度下回り、中学校3年生は、ほぼ同程度の結果となっております。

 

質問不得意科目の底上げや、全体の学力向上に向けて教育委員会ではどんな対策を講じているのか。

 

答弁調査結果を分析し、各学校に市全体の傾向と指導上の改善点を示すとともに、市の指導主事が学校訪問や校内研究会等で助言するなど、学校への支援を行っております。

 

質問結果の分析調査は将来のための重要事項と考えます。どの様な手順で行われ、かつ指導に生かされるのか。

 

答弁分析につきましては、問題ごとの正答率や誤答、無解答の出現状況を明らかにし、市全体の傾向を把握した上で、分析結果と改善策を各学校に提示しております。また、各学校においては、自校の結果から児童生徒一人一人の解答状況やつまずきを分析し、成果と課題を明確にしながら、指導方法の工夫改善につなげるとともに、個別指導などにより基礎学力の定着を図る取組を行っております。

 

質問自殺率において男鹿市は県内のどの位置にあるのか。

 

答弁平成28年の警察庁の統計によりますと、本市の自殺率は10万人あたり47.19人で、前年の13.23人を大きく上回り、県内で3番目に高くなっております。

 

質問特徴的な男鹿市の自殺傾向というものはあるのか。

 

答弁過去5年間の統計によりますと、男女比では男性が多く、年齢別では20代以上すべての世代にわたっております。原因・動機については多岐にわたっており、全国的な傾向と同様で、本市のみの突出した事由はありません。

 

質問自殺に歯止めをかける対策としてどんな手立てを講じているのか。

 

答弁弁護士・臨床心理士・保健師など専門職による相談対応、ゲートキーパー、メンタルヘルスサポーターなど自殺予防に関わる人材育成、街頭キャンペーンによる自殺予防普及啓発活動の推進など、すべての世代にわたる「生きるための包括的支援」を引き続き実施してまいります。

 

5、男鹿市の景況感について

 

質問男鹿市全体の景況感に対する調査結果の数値とその内容は。

 

答弁市の景況については、市独自の調査は行っておらず、定期的に市内の関係機関に聞き取り調査を行っております。今年8月の調査によると、個別の業種ごとにばらつきはあるものの、全体的には例年並みの業績で、特に落ち込みは見られず堅調に推移している状況となっております。

 

質問景況感向上に向けて市内経済活性化に対する今後の対応策と指針は。

 

答弁男鹿市商工会や金融機関など関係機関との連携を深めながら、意欲ある事業者に対しては積極的な支援を行うとともに、人口流出の抑制や交流人口の増大、雇用の場の確保に向けた様々な取組を推進してまいります。

 

 

2017年6月市議会一般質問の要約 !

 

1、市長の政治姿勢について

 

質問今回の選挙結果をどう見るか

7,383票もの反対票を菅原市長はどう判断しているのか、その結果をどのように受け止めて対処していこうとしているのか。

 

答弁これまで複合観光施設整備に対する説明が足りなかった為に、市民への理解が十分得られなかった。今後は市民との対話を積極的に行い施設の必要性と理解を求めて参ります。

 

質問成功に導くための手法は

市長の言われる「オール男鹿」とは具体的にはどういう手法で取り組まれるのか。

 

答弁これまで直接的に観光事業に携わらなかった市民をも巻き込んだ「オール男鹿」体制で観光事業を磨き上げ、交流人口の増と地域活性化につなげていくことが必要であります。

 

質問成否にかけた責任の在り方は

複合観光施設建設は菅原市長の最大の公約であり、政治責任をかけた大事業だと思う。事業の成否にかけた責任の在り方をどう考えているのか。

 

答弁是非とも必要であるとの信念のもと、「オール男鹿」体制で取り組み、成功へ導いていくことが、私の責任の在り方だと考えている。

 

意見複合観光施設の進め方について

運営会社が設立しないまま整備計画だけがどんどん進んでいる。強引とも思われる行政主導の進め方に問題はないのか。民間活力を醸成し、地域の活性化を図ることが最大の狙いだと思う。それを後押しするのが行政の役割ではないのか。

 

疑問運営は民間主導でできるのか

この施設は公設民営ということで管理運営は民間主導でということを議論してきた。男鹿市が最高額の10%の出資ということで果たして民間主導で行けるのか。

 

提言複合観光施設の道の駅を分離してはどうか

深夜になると殆んど車が通らない場所で24時間開放している意義があるのか。経費だけが膨らむ無駄な施設となる。道の駅部門は分離し、見合った場所へ新たに設置することが望ましい。

 

答弁道の駅については、男鹿周遊観光の導入口であり、公共交通の結節点にもなる男鹿駅周辺に複合観光施設を整備し、市外からの誘客を促進させ、男鹿市全体の地域振興にもつながるものと考えている。

 

質問市長公用車と秘書同伴の考え方について

市長自らの考え方と基準等がありましたらお知らせください。

 

答弁市長公用車の使用基準は設けていませんが、今後も有効的に活用して参ります。秘書の随行は必要であると考え、出張の目的によっては、担当職員の随行で対応することもあります。

 

 

2、男鹿総合観光案内所について

 

質問男鹿総合観光案内所の充実を

男鹿市に道の駅を作るとすればやはり道路の交通量が多い現在の男鹿総合観光案内所が最適な場所と考えます。道の駅として充実を図ることが立地条件および経費的にも得策だと考えますが如何か。

 

答弁「道の駅」としての整備をとのご意見でありますが、周辺への波及効果や男鹿半島全体への集客を勘案しますと、現在予定している男鹿駅周辺への設置が、よりふさわしいものと考えます。今後は複合観光施設との連携による機能強化など、魅力ある観光案内所を目指してまいります。

 

 

3、ジョイフルシティ跡地問題について

 

質問ジョイフルシティ跡地をどうするのか

地域の活性化、人口減少対策において、このまま放っては置けない問題であります。市民と観光客が往来する町のど真ん中がこんなことでいいのでしょうか。私はいつまでも民間だけに任せっぱなしではなく、公民連携事業を立ち上げていただきたいと以前から申し上げておりました。ぜひ実現さていただきたいものであります。

 

答弁その現状については、決して望ましい状態ではないと考えております。市では所有者である株式会社伊徳に対し、早期の事業展開をお願いしてきたところであり、今後も引き続き要望して参ります。ご提案のありました、公民連携事業の実施につきましては、今後、伊徳側から連携について提案があった場合には、その内容を踏まえ検討したいと考えております。

 

 

4、漁業環境の改善と安全対策について

最近、防潮水門の汚れた過大な放流により魚が流され、アオコの大量流出により魚類に悪臭が付き売り物にならない事態が発生し、船川沖周辺の漁業は被害を被っています。防潮水門からの大量の流砂によって水深が浅くなり転覆の危機をも抱える事態となっています。また、防潮水門開閉のタイミングは漁協にも知らされず、漁船の航行計画も定まりません。

 

質問防潮水門開閉時には事前連絡を

 

答弁連絡体制の調整については、5月24日に秋田県八郎潟基幹施設管理事務所と秋田県漁業協同組合、漁業関係者による話し合いが行われ、今後も続けていくと伺っております。

 

質問漁船航路の必要深度の回復と安全確保を

 

答弁当該箇所は、平成三十年度から国の補助事業を活用して航路の浚渫を実施し、必要深度を確保する計画であると伺っております。航路の安全確保につきましては、今後も、関係機関との連絡を密にして対応してまいります。

 

質問八郎湖汚水問題の改善計画は

 

答弁市では八郎湖流域指定地域への高度処理型浄化槽設置に対する補助制度を実施している他、県及び周辺の九市町村で組織する「八郎湖水質対策連絡協議会」と連携し、水質改善に向けた取り組みを進めて参りたいと考えております。

 

 

5、若者の定着をどのように図るのか

 

質問人口減少の大きな要因の一つに、若者の定着が進まないことが上げられます。若者定着をどのように図るのか、お示し願います。

 

答弁若い世代の取り組みを支援し、多様なライフスタイルに対応した、働く場の確保、移住者の受け入れ態勢の強化により、多様な価値観を持った移住者を呼び込み、地元の若者と協働して地域の活性化を図る流れをつくってまいります。こうした取り組みにより、地域のブランド力を高め、人が人を呼ぶ好循環をつくり、若者の定住に繋げてまいります。(2016年12月以降)

 

 

 

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